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April 2007

April 28, 2007

かもめ食堂

群ようこ原作の映画化。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ という個性派女優さんたちの出演というだけで
とても興味があった。
フィンランドで、日本の家庭料理を出す食堂を経営しているサチエ(小林聡美)の元へ、
それぞれ事情をかかえた片桐はいりやもたいまさこがやってくる。
特に、ストーリーがあるわけでもないのだが、おおきなガラス越しに見える清潔でこじんまりとした
食堂につい足を運んでみたくなるし、そこで出されるコーヒーと、シナモンロールが
とても美味しそう。
いい香りが本当にしてきそうに感じる。

フィンランドはムーミンの生まれた国。
片桐はいりが、小林聡美と出会う前に読んでいたムーミンの本が
とても懐かしく感じた。
ミーとスナフキンは、異父兄弟だったんだって。
ニョロニョロは電気を食べて生きてるんだって。
片桐はいりが、食堂のお手伝いをしながら、小林聡美に教える。
そんな情報も、なぜだか楽しめてしまう。

この「かもめ食堂」の看板メニューはおにぎり。
シャケ、おかか、梅干などを入れて、海苔でまくという
日本では普通のおにぎり。
フィンランド人のお客さんたちが、そのおにぎりを美味しそうに
食べているシーンが印象的だ。

フィンランドに行ってみたくなった。
白夜ってどんな感じなのかな。
毎日、寝不足になっちゃうのかな。

この映画の公式サイトはこちら


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April 25, 2007

ブラックブック

ナチスドイツを描いた映画に結構興味がある。
スピルバーグの「シンドラーのリスト」、ポランスキーの「戦場のピアニスト」に続く
バーホーペンの「ブラックブック」というキャッチコピーにまず惹かれたことが一番。

オランダ人のバーホーペン監督という名を聞いたことがないと思っていたけど、
「氷の微笑」も彼の作品だと聞けば、誰でも知ってるのではないかしら。

第二次世界大戦でナチスドイツの占領下にあったオランダで、美しいユダヤ人歌手ラヘルは、家族と共に
比較的安全な南方面へ逃げる途中、家族をナチスに殺されてしまう。
何者かによる裏切り。
復讐のために名前をエリスに変え、髪もブロンドに染め、スパイになってドイツ軍に潜入する。
ところが、敵であるドイツ軍将校と恋に落ちてしまう。

前述した「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」程、感動の大作という程ではないかもしれないけど、
美しいエリスの見事な諜報活動には、目をみはるものがあるし、
裏切り者がいったい誰なのか、なかなかわからないところもスリリングでおもしろい。

上映時間の2時間24分があっというまだった。

公式サイトはこちら

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April 19, 2007

プライベートサイト

このページに来てくださる方たちは、Misty Blueのサイトやmixi、もしくは検索などで来てくださっているのだとDscf0005_3

思うけど、私のプライベートサイトとして運営している「EMIKOの部屋」はご存知しょうか。
仲良くしている一部の友人たちしか訪れることはないサイトなんだけど。。
Misty Blueのサイトにもリンクはしてるのだけどね。

Misty Blueの活動は、スローペースなんだけど、EMIKOの部屋は気ままに更新してます。
プライベート日記や最近は詩も書いたりしてます。

よかったらこちらにも遊びにいらしてくださいね。
詩のページはこちら

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April 14, 2007

永遠の別れ

4月6日の朝に父が亡くなった。
こんなに早く別れの日が来るとは、正直思っていなかったので、
とてもショックだった。

父は約10年ほど、パーキンソン病を患っていた。
この病気は、すぐに命を落とすというものではなく、
薬物療法によって、薬が効いている間は、ほぼ健常者と同じような
生活ができるのだが、薬を長期間服用することによって、次第に
効き目が悪くなることも事実だ。

父はこの病気に対して、とても前向きだった。
インターネット等で調べて、脳に機械を埋め込む脳深部刺激療法という
手術を福岡の病院に行って受けたりもした。
その手術を受けることによって、薬の量を減らすことが
できるとのことだった。
その手術が、成功だったのかどうか私にはよくわからない。
身体の動きが、以前よりもよくなったとはけして言えないし、
何よりも言葉をうまく発することができなくなったことは
父もとても辛かったと思う。
でも、父は自分の納得の上で、その手術を受けたのだし、
後悔はしていなかったと思う。

昨年の11月に肺炎になって入院して、一度は退院したのだが、
先月また肺炎になってしまい、再度入院した。
以前の入院のときと違って、母と妹から初めてSOSがあった。
先月終わり頃に、急遽帰省したとき、父は嚥下機能がほとんど働かなく、
鼻からチューブを通していて、酸素吸引器で呼吸をしていた。
私のことを認識できない状態だった。

それでも私は楽天的だった。
父は、この状態のままであっても、しばらく生きてくれると思っていたからだ。

容態が急変して、5日の夜に母から危篤の知らせを受けたときは、
信じられなかった。
6日の朝一番の飛行機で帰ったが、父は既に息をひきとっていた。
母と妹と、父の妹であるふたりの叔母に見送られて・・。

ちなみに、4月5日は妹の誕生日だった。
妹は、呼吸が苦しそうになって朦朧としている父に
「私の誕生日が命日になってもいいんだからね。そんなに頑張らなくてもいいんだからね。」
と問いかけたという。

父は私を待っていてくれたのかもしれない。
間に合わなくて、ごめんね・・

大好きな父とのお別れはとても悲しいけど、病気も段々進行していく恐怖と
闘っていくことに、やっと終止符を打ててよかったね。
お疲れさまでした。ゆっくり休んでください。。

・・・・・・・・・・・・・

父のことを、こうやってブログに公開することを迷ったのだけど、
難病と懸命に闘っていた父を、私はとても誇りに思うので、
あえて公開することにしました。

父の訃報を聞いて、私への励ましのメールや書き込みをしてくださった方々、
本当にありがとうございました。
またゆっくり返事を書きますね。

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April 01, 2007

月とシャンパン

タイトルに惹かれて手にとったら、何と大好きだった有吉佐和子さんの娘の433492495601_scthumbzzz_aa90_

玉青(たまお)さんの小説だった。
娘さんも小説家だとは聞いてたけど、まだ一度も読んだことがなかったので、
早速読んでみることに。

恋する女たちの短編集だった。
「春に踊る」
「鍵」
「がまんくらべ」
「せつなさ探検隊」
「月とシャンパン」
「スパーク☆」

20代から40代の女性たちのいろいろと迷ったり、戸惑ったりする気持ちが
とてもわかりやすく描かれている。

「春に踊る」

まさにこの桜が咲こうとしている今の季節にぴったり合う作品。
別れた男が、突然タイミングよくやってきて、つい一緒に出かけてしまう。
煮え切らない彼が嫌いで、振ったのは自分なのに、
「天気がいいから、会いにきた」という無邪気な彼に心が動いてしまう。
この春の季節のせいだろうか・・
でも、一度終わったものを戻すことはできなかった。

「鍵」

学生時代の友人と、お互い結婚してから久々に
自分の自宅に招くことに。
友人には幼い子供がいて、自分にはまだいなくて。
子供を遊ばせながら、いろいろな話をする。
夫のぐちや、お互いの近況など。
学生時代の頃の話になるとお互い少し涙ぐんだりしながら、
また会おうねと約束する。
彼女の子供の手のぬくもりを感じながら。

「がまんぐらべ」

結婚して5年。そろそろ子供も欲しくなってきたのに、
夫は知らぬふり。大恋愛の末結ばれたのに、このしらけた
雰囲気は何なのだろう。。
そんなとき、見た目もダサイが優しい学生時代からの知り合いの
男友達と会うようになる。
彼は、自分のファンみたいな男。
いつも会いたいときにあってくれる都合のいい男だったのに、
ある日、彼が結婚することを知る。しかも子供まで出来たことに
ショックを受けるが、自分のプライドで彼を祝福するのだが。。

「せつなさ探検隊」

学生時代から仲のよかった3人組。
自分は離婚歴があり、ひとりは結婚して不倫中、ひとりは、昔ふった男が結婚してから
未練があることに気づく。
会えば、今の自分たちの状況を報告しあっている。
彼女たちに比べると自分は、正論派かもしれなかかったが、昔の彼と会うように
なって、彼女たちの気持ちを理解するようになる。
結婚して子供もいる元彼だけど、今は友達なのだと自分に言い聞かせて、
切ないと思いながら、会わずにはいられなくて。

「月とシャンパン」

まるで、Misty Blueの「Lonely Lady」のような女性が登場。
仕事もできて、美しく、人当たりもいい。
高級マンションを手に入れて、シャンパンを飲みながらひとりごちる瞬間が大好き。
なのに、妻子持ちの男に恋をしてしまった。
彼に会う時間を作るために、自分を磨く時間がなくなってしまったが、
恋に夢中になってしまう。40代になった自分にとって、最後の恋かもしれない・・
ある日、彼の海外転勤の話をきいて、ショックを受けるが、また自分を磨く時間を
持てることにどこかで喜んでいる自分に気づく。

「スパーク☆」

子供ふたりを持つ平凡な専業主婦。
どこに出かけるでもないので、お洒落したりする気にもなれなかったが、
ある日昔の彼にばったりと出会い、それがきっかけで時々会うようになる。
昔と違って、彼は話題が豊富になっていて、とても楽しかった。
彼は現在離婚してひとりだという。
思えば、何も知らなかった自分にいろいろなことを教えてくれた彼。
忘れかけていた女を呼び起こさせてくれて、会わずにはいられなくなる。
しかし、彼は離婚を2回もして、今も別の彼女がいることを知って・・


簡単にそれぞれのあらずじを書いたつもりだけど、30代以降になると昔の彼と
ばったり会って恋が始まるってことが意外と多いのかもしれないね。
新しい男性と出会うより、気心しれてるし、久々に会ってイイ男になってたら、
また恋をしてしまうのかも。
同じ人と、結婚、離婚を繰り返す人たちもいるらしいから、縁があるのかな。

軽いタッチでとても読みやすかった。
また別の作品も読んでみたくなった。

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