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July 2006

July 30, 2006

30年を2時間半で

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以前、プチDiaryに書いたこともある森山良子さんの歌う「30年を2時間半で」という曲にすごく感動したことがあって。LIVEでしかまだやったことのない曲を、いつだったかテレビで歌ってくれたことがあってね。
その曲が入ったアルバムが出ているという情報を得て、Amazon社で、早速ゲットした。
CDはCDショップで、視聴して購入するというタイプで、ネットで購入は初めてのこと。
でも、そのアルバムの中には、TBSドラマ「夫婦」の主題歌にもなった「あなたが好きで」という曲も
入っていたので、迷うこともなくカートボタンを押してた。

その「30年を2時間半」というのは、どんな曲かというと、
一人芝居のようにセリフを言って、途中ジャジ-な感じで歌を挿入するというスタイル。

30年前に付き合っていた人に偶然デパ地下で再会して、出会った頃の気持ちに
戻って心ときめく。
二人とも今は各々の理由で独り身になっていて、話が尽きることもなく、夢のような時間が過ぎてゆく。
いろんなこと・・酸いも甘いも経験して、お互いに時代を乗り越えてきたんだね。
そして、「じゃあ元気で」と別れてゆく。

30年を2時間半で飛びこして 二人の気持ちは20(はたち)
初めてのデート 「真夜中のカウボーイ」
30年を2時間半で飛びこして 二人に気持ちは21
ぎこちないFirst Kiss あなたの誕生日

森山良子さんの、ひとり二役のセリフの言い回し方や、心の中のつぶやきも、
本当に上手で、そのふたりの情景が鮮やかに浮かんでくる。
CDで聴くだけだと、どう感じるのかわからないけど、実際に森山良子さんが、
歌っているのを聴いたら、鳥肌がたつほどの感動を味わうこと間違いなし!
9分もある作品だけど、そんなに長いと全く感じないと思う。
彼女のコンサ-トがあれば、是非行きたいと強く思った。

こちらで、一部視聴できます。

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July 24, 2006

Killing Me Softly with His Songを公開!

Killing
以前、このブログでも書いたことあるんだけど、ロバータ・フラックの『Killing Me Softly With His Song』
ついに公開しました。
ネスカフェのCMであまりにも有名な曲なので、きっと誰でも知ってると思うのだけど。

今回はアコースティックな雰囲気で歌っていますが、バンド形式でやるときは、違ったアレンジで
やると思います。

オケを作りMIXを頑張ってくれたくどー氏が、ずっと忙しかったので、なかなか公開できないと思っていたけど、
こうやって実現できて良かったです。

夜中にヘッドホンで静かに聴いてみてくださいね。

イメージ画像はおしゃれ探偵さん
からお借りしました。

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July 23, 2006

ダディ

8年程前に、郷ひろみが電撃離婚をしたときに出版された本。Dady_1

芸能人が自分のことをいろいろ書いてる本って、そんなに興味はないのだけど、
図書館の本棚にひっそりとこの本が置いてあったので、
思わずミーハーな気分になって、読んでみた。

何故離婚することになったのかという、郷ひろみサイドから見た弁明ともとれる内容。
娘たちが成長したら、自分はいかに彼女たちを愛していて、こういった生き方しかできない
父親であることをと知らせたいのだと最後の章で綴られている。

妻であった二谷友里恵さんは、夫が郷ひろみであろうと、自分以外の女性と
接することを許すことができない、1点のシミをも許さない強い意志を持った女性なのだと
いうことと、郷ひろみよりも9つも年下であるにも関わらず、
とても権力を持っていたのだということが、この本の中でわかった。
凛とした部分を持っていて、あの郷ひろみを怖がらせるほど、静かな威力を持つ女性って
女性から見ても魅力的だったりする。

郷ひろみのファンというわけではないから、客観的にこの本を読むことが出来たけど、
ファンの人は、どう感じたんだろう。。あまり読みたくない内容かも。
彼が女性好きだったことも、包み隠さず書いてるし。
郷ひろみが、何かインタビューされて応えてるのを聞いたとき、
論理的すぎるというか、持って回ったような言い方をしていたことを
ふと思い出したのだけど、この文章も、そういった文体で書かれている。
書き下ろしということだけど、おそらくゴーストではなく本人が書いたのだろうと
思う。

離婚後、「ダディ」の中にも出てくる家族ぐるみの親友だった平田修氏と
二谷友里恵さんが再婚したと聞いて、ちょっとびっくり~
彼女も「楯」という本をその後出版したということなので、機会があったら
読んでみようかなと思う。

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July 20, 2006

盾 SHIELD

作/村上龍 絵/はまのゆか434401144901_pe00_ou09_scmzzzzzzz_v55702


これは絵本です。
村上龍氏は、どちらといえば苦手な作家なのだが、絵本なので、読んでみたくなった。

キジマとコジマという二人の少年が、子供の頃は一緒に遊んだ仲だったが、大人になるにつれ、
お互い疎遠になってゆく。
子供の頃、名無しの老人から「盾・シールドが必要だ」と言われる。
意味がわからなかったが、大人になってようやくその「盾」の意味を
理解する。

人間は誰しも、やわらくて傷つきやすい内面を持っていて、それを守る「盾・シールド」が
あるのではないだろうか。
「盾」には個人的なものと集団的なものがあって、例えば、官庁や大企業に入って守られていく
集団的なものと、語学習得、技術・資格を得たりして守ってゆく個人的なもの。

どちらを選べばいいかという問題ではなくて、どちらに依存するのでもない
自分の盾・シールドをそれぞれ探してほしいという村上氏の想いが込められている。

私自身のシールドは一体何だろう。。
今のところは、“夫”がシールドかもしれない。
でも、夫に依存してばかりいるのは危険なので、自分自身のシールドを捜さなくては
いけないなぁと思ったりする。

「13歳のハローワーク」が結構おもしろいらしいので、今度はそれを読んでみたい。

こちらでは、村上龍のコメントが聞けます。
中田英寿選手と出会って、イメージが湧いたそうです。

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July 17, 2006

ひなた

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久々の吉田修一作品。
これは、JJというファッション雑誌に連載されていた作品だとか。
だからなのか、登場する女性の職業が、雑誌の編集部で働いていたり、
ファッションブランドの広報で働いていたりと、若い女性が憧れるものだったり
するのは、吉田氏の意図するものなのだろうか。(笑)

兄とその妻。弟とその彼女。の4人の春夏秋冬として、物語が展開されていく。
その兄弟の両親や、兄の親友も時折登場して、彼等との会話のなかで
彼等の性格や人間性が浮かびあがってゆく。

弟の出生の秘密や、兄と親友の友情を越えた関係、弟の彼女の育った環境等
普通の日常生活の中にも、時として不安定な気持ちにさせらてゆく危うさも
含まれていて、吉田氏の作品は、ほのぼのとしていながら、
何かのはずみで、バラバラに破壊されてゆくのではないかという不安な気持ちに
させてゆくのが、上手な作家だといえる。

いつも思うことなのだが、登場人物の会話が本当にありそうな会話で、
まるで脚本を読んでいるように感じたりする。
読者が描くドラマになってゆくのがとても読んでいて楽しい。

読もうと思えば1日で読んでしまいそうなそんな作品。

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July 13, 2006

USJ

Tokyoの友人と一緒にUSJへ行ってきたの。
昨年末に初めて行ったのだけど、その時はジュラシックパークとロックンロールショーしか見れなかったのね。
今回は、平日の夏休み前ということもあって、比較的すいていて、結構満喫できました。
それと、ブロードウェーでもやっているミュージカル『Wicked』の初日でもあって、
かなりお得な気分でしたぁ!

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『バック・トゥー・ザ・フューチャー』『スパイダーマン』『ターミネーター』『バックドラフト』『ジョーズ』
どの映画も見たことがあるので、立体的で迫力のある3Dで再度映画をリアルに楽しめたという感じ。
どれもとても凝った作りになっているのだけど、何よりも魅力的だったのは、そのアトラクションをナビゲートする人の役者顔負けのパフォーマンス。
特に『ターミネーター』に登場する綾小路麗華というナビゲーターは、すごくおもしろい。
弾丸トークな毒舌は、かなりクセになりそう。咄嗟のアドリブに脱帽です。

USJってディズニーランドに比べると、小さな子供さんだと意味がわからなかったりして
楽しめないかも。大人が童心に帰る空間という感じがしたかな~

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引き際の美学

まだまだこれからも現役でバリバリやっていけそうな人が
潔く引退する。

最近でいえば、プロサッカーの中田英寿選手。
彼の引退表明は、TVのニュース速報で流れるほど、
誰もが驚いたこと。
でも、彼は今回のドイツでのワールドカップの大会が終わったら
辞めようと思っていたらしい。

彼の引退の理由のなかで、特に印象に残っているのは、
プロとして、多くの人の注目を浴びることに喜びを感じる反面、
子供の頃に感じた純粋にサッカーを好きだったころの瑞々しさを
感じられなくなったことへの寂寥感。

きっと彼は、世界中のサッカーファンから注目されることに、
かなりの重圧を感じていたのだろうと思う。
そして、本当に好きなものを、純粋に好きでありたいと思う気持ち。
このことで、今までクールでドライな彼に対して少し親近感を感じた。

反対に、いつまでも現役にこだわる人もいる。
サッカーの三浦カズ、野球の野茂、清原等は、年を重ねるにつれ、ますます
情熱が湧いてくると言う。
体力は、鍛えれば鍛錬されるものだと豪語する。
それも、ひとつの生き方であり、素晴らしいことだと思う。

私だったら・・引き際といえるほどの何かを持っているわけでもないけれど、
後者の現役にこだわるタイプかもしれない。
今、やっている音楽活動も、年を重ねるにつれ、情熱が更に強まっていくように
感じている。
おそらく、後者の現役にこだわるタイプは、いろんなことが出来ない不器用な人なのかな。

そんなことをふと思いながら、好きなことがあるのは本当に幸せなことだと改めて感じた。

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July 06, 2006

The Deep End of the Ocean

子供が3歳のときに誘拐されて、9年後に突然戻ってきたら、どうなるんだろう。。
再会できた喜びだけでは済まされない、いろいろな波紋も生じてしまうことを
第3者はおそらく知らない。

3歳の頃の記憶は、確かにほとんどといっていいほど残っていない。
私自身、妹が生まれた4歳の頃に記憶が、かろうじてかすかに残っている程度だから。
「生みの親より育ての親」というだけに、育てられていた年月が
長ければ長いほど、生みの親の元に戻っても、家族としての関係を
築くのは難しくなる。

ちょっと目を離したすきに、子供がいなくなってしまったことを
悔いる母親をミシェル・ファイファーが迫真の演技で演じている。

自分が手を離してしまったから、弟がいなくなってしまったと
ずっと罪の意識を抱きながら苦しむ兄。

突然、親だと思っていた人が他人だと知り、他人のような
血の繋がった家族と暮らさなくていけなくなった弟の戸惑い。

でも、最後はほのぼのとした形で終わるので、悲しい映画ではなく
感動的なヒュ-マン作品に仕上がっている。

現在、社会問題になっている北朝鮮の拉致問題で、長い間失踪している
人が無事に帰ってきたとしても、流れてしまった年月を取り戻すことはできないので、
そう思うと、複雑な心境にかられてしまう。

世の中には、拉致事件以外にも、失踪して見つからない人たちが多数いると聞く。
家族は、ずっと失踪した頃のまま待ち続けるけど、失踪者は、すでに別の生活が
あったとしたら・・。

いろいろなことを考えさせてくれる映画だった。

公式サイトはこちら

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