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March 2006

March 30, 2006

マシニスト

365日、睡眠をとらなかったら、人間はどうなってしまうのか。
最長記録で11日間眠らなかった人がいたそうだが、365日不眠というのは
実際にはありえない。
でも、そうなったら・・という設定でこの映画は作られている。

この映画のために30キロも体重を落としたクリスチャン・ベイルという俳優。
彼は、渡辺謙との共演で話題を集めた新生バットマンのヒーロー役でもある。

ある事件がトラウマになって不眠に陥り、1年の間に自分の肉体や精神が
異常をきたしてゆく。
人間の極限状態を、クリスチャン・ベイルは見事に演じていた。
体重を落とす前の彼の姿も映画の中のあるシーンで出てくるのだが、
30キロも体重が落ちると、こんなにも人は変身してしまうものなのかと
思うほどに違う。まさに別人である。
極端な減量は、命に関わってくると思うが、その当たりは、どのようにコントロール
していたんだろうと思わずにいられない。

『フィラディルフィア』では、エイズになった同性愛者の弁護士役を演じたトム・ハンクス、
『ブリジッド・ジョーンズの日記』のレネー・ゼルヴィガーなども
このように体重を落としたり、増やしたりして役作りに徹底しているハリウッド俳優。
彼等の役者魂というかプロ根性は本当にすごい。
だから、私たちは映画をリアリティを感じながら観れるんだよね。

マシニストの公式サイトはこちら

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March 26, 2006

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

4594049664 久々に本を読んで泣いた。嗚咽とともに涙が次から次へと溢れてきた。
大抵、先入観で読んだり、観たりしたものは、あまり感動できなかったりするのだけど、
このベストセラーになった著書は、期待を裏切らなかった。

人間的に温かく大きな器を持ったオカンに育てられた息子が
亡き母へ供養のつもりで書いたという。
オカンの姿が、目の前に浮かぶような描写。
筑豊弁がとても心地よく響くオカンとの会話。
そして、子供から大人に成長してゆく間の自分自身のオカンに対する感情。

小学校の高学年になった頃、今まで聴いていたアニメの曲などではなく、
ダウンタウン・ブギブキ・バンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』のレコードを
買ってもらったとき、早速自分の部屋で聴いていたら、オカンが「おもしろい曲やねぇ」と
突然部屋に入ってきて、とても恥ずかしくなり、オカンを「入ってきたらいけん」と閉め出したこと。
この感情を著者が後に自己分析をする。子犬があまり大きくならなければいいのにと思ったりする”可愛さの条件”を自分に当てはめていたのだろうか・・というくだりは、よくわかるような気がする。

以前、夫が言っていたことを思い出した。
ある日、母親のことをママと呼ぶことが恥ずかしくなって、母親を遠くから呼ぶときに「○○さん(自分の姓)ちの奥さ~ん!」と呼んだことがあると言う。
男の子って母親に対して、そうゆう照れみたいな感情があるんだと初めて知った。

息子というものは、たいていマザコンだと言われてるけど、それは当たり前のことのような気がする。
母親は、自分を犠牲にしても子供を守り抜くものだろうし、その無償の愛の中に包まれていたら、そうなるのは当然だと思うし。著者も述べているけど、大切な人のことを想って何が悪い?
という気持ちもうなずける。
息子を持つ母親になってみたかった。でも、このオカンみたいな母親になれる自信は正直ないけど。

この著者の母親に対する深い愛情、母親が子を想う気持ちを再認識させられて、感動せずにはいられない。
多くの人に是非読んでもらいたい1冊。
そして、著者のリリー・フランキーという人にとても興味が湧いた。tokyo

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March 21, 2006

LIVE無事終了!

Misty BlueのHPにもそのうちLIVEレポートがアップされると思いますが、こちらも報告を。。

maiden42006.3.19(日) Aconet Party at Maiden Voyage

今年初になるLIVE。そして、昨年は諸事情で出演できなかったドラムのおだにぃの復帰と
新メンバーのtetsu氏の加入で、装いも新たにという気分で臨んだ。
昨日からの雨で、今日もお天気は悪いのだと思っていたら、寒さは残るものの、まずまずのお天気に恵まれてほっとした。

昨年のバンドLIVEに続き、今回もハーミットの西山氏の企画によるAconet Party。
今回はトップバッターでの出演で緊張したけど、多くのお客様に見守られて、
私たちも楽しいひとときを過ごせた。

★メンバー 

Vo. EMIKO
G.  くどー
Dr. おだにぃ
B. k-suke
Key.tetsu

★セットリスト


①Fall in Love
②Anniversary
③Purple Twilight (新曲)
④引き潮
⑤Mellow Night
⑥Lonely Lady

いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

岡山からいらしてくださったたんぽぽさん、遠くから本当にどうもありがとうございました♪
仙台在住のイラストレーターのkotoさんから、素敵な花束も頂きました。
こんなことは初めてのことだったので大感激でした。

今後のLIVE予定は未定ですが、あまりペースを上げないで、ゆっくりじっくりと
活動していきたいと思っていますので、これからもどうぞ応援してしてくださいね!

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photo by KAZUMI SHIMADA

たんぽぽさんからもLIVEの写真を頂きました。たんぽぽさん、ありがとうございました!

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March 17, 2006

もうすぐLIVE♪

19日は久々のバンドLIVE。お天気がいまひとつなのが気になるけど、聴いてくださった方の心に残るようないいLIVEにしたいと思う。

阪急六甲のMaiden Voyageという所で13時半から、トップバッターで出演します。お時間のある方は是非聴きにいらしてくださいね。

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March 16, 2006

白夜行

4087474399 東野圭吾作の『百夜行』読破しました。
文庫本で854ページもあるので、持ち歩くのにも重かったのだけど、
中盤から、どんどん惹き付けられて一気に読めてしまいました。

今、TBSでドラマ化されていますが、率直にいうと、ドラマを見る前に
本を読むことをオススメします。
私の場合、ドラマを見たから原作を読みたくなったということもあるけど、
ドラマだと、雪穂と亮司がどのように繋がっていて、どのように犯罪が行われるか
明確だけど、小説の方は、二人の接点は全く描かれてないので、
自分で推理する楽しさがあったと思います。

キャストですが、桐原亮司が山田孝之というのは想像できますが、
唐沢雪穂が綾瀬はるかというのは、少し物足りないかなと思います。
というのも、小説の中の雪穂は、黒い薔薇のように妖艶な美しさがあり、
でも、どこかしら誰も受け入れない冷たさを秘めた女性に描かれていたので。
笹塚刑事も、武田鉄也ではなく、高村薫の小説に出てくるような、もう少し渋い
男のイメージがします。

ドラマは原作を脚色して創られますが、原作とは違う部分も多々ありました。
雪穂は、2回目の結婚をしていたり、篠塚が雪穂の身辺を調査するときに相談した探偵は、笹塚ではなく、今枝という探偵だったり。
他にもいろいろありますが、本をこれから読みたいと思っていらっしゃる方のために
あえて省略します。

子供の頃、思いがけない事件を起こしてしまった為に、一生太陽の元で大手を降って
生きていけず、共に共存しながら、エビとハゼのような生き方しかできない二人。
小説の中では二人の内面は全く描かれていないけれど、暗澹とした哀愁が
漂いはじめてくるのは、東野圭吾の文章の巧みさに尽きると思います。

ドラマは来週、いよいよ最終回を迎えますが、雪穂という女性は、どこまで
悪女なのかと感じさせるように描かれているのか、楽しみです。

ドラマの公式サイトはこちら

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March 11, 2006

ミュンヘン

060310_14360001 1972年9月5日、ミュンヘンオリンピック開催中、パレスチナゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件が起こった。
イスラエル政府が下した決断は『報復』。
秘密情報機関”モサド”の一員であるアヴナーをリーダーに、4人のスペシャリストが選出され、アラブのテロリストたちの暗殺計画を実行する。

この事件を私はこの映画を見るまで知らなかった。
平和を象徴とするオリンピックでこんなことが起きるなんて、
とても信じられないことだが、その事件の後日談の物語だ。
報復したことで何が得られるのか、愛国心とは何なのかという事を考えさせられる
一言で語りつくせないシリアスで重い映画。

以前、『シンドラーのリスト』を見たときと似たような衝撃を受けた。
同じ人間なのに、なぜこのように殺しあわなければいけないのか。
初めて、人を殺すときは罪悪感もあったりするのに、そのうち蚊を殺すように
人を殺してしまうようになる感覚。
まさに狂気と化した精神状態をアヴナー役のエリック・バナは見事に演じていた。

スティーブン・スピルバーグ監督は、エンターティメント映画を作るのにも優れているけど、このような精神的恐怖を表現できる才能溢れた監督だと改めて思う。

おもしろい映画だと表現していいものかどうかわからないけど、
2時間44分もの時間を長いと感じさせずに、集中し没頭できる映画だった。

『ミュンヘン』の公式サイトはこちら エリック・バナの来日インタビューの映像も見れます。

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March 08, 2006

Purple Twilightを公開!

purple ネットで知り合った祐乃さんのサイトの掲示板に、私が撮った写真を貼り付けたところ、その写真に素敵な詩を添えてくださいました。初めてのことだったので、とても感動したのです。

写真を撮った頃は夏の終わり頃だったのでしょうか。秋が近づく頃の空は、毎日変化に富んでいて、空が一番表情がある季節かもしれません。

普段忙しくて、見たい映画などをビデオにとりためて、ある日その映画を見ていたら、つい居眠りしちゃって、気付けばエンドロール。ふと眺めた空が、Purple Twilligtに染まっていて、何故だかふいに彼に会いたくなってしまう。そんな時、偶然にも彼から電話があったりなんかしたら、普段強がってばかりいても、素直に会いたい・・って言えてしまえたりして。

そんなドラマみたいな情景が、浮かんできて、このイメージを楽曲にしたいと思ったのです。メロディを乗せるために、少し詩を脚色しましたけど、イメージはそのままだと自負しています。

是非、このPurple Twilightを聴いてくださいね。

もし気に入っていただけたらDLして聴いてくださるとうれしいです。

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March 04, 2006

マーラーの交響曲『復活』

大阪音楽大学の90周年記念演奏会に行ってきました。
その指揮者が西本智実さんという、宝塚の男装の麗人のようにカッコイイ方で、一度彼女の指揮する演奏を聴いてみたかったのです。

場所は、ザ・シンフォニーホール。
演奏曲は、ブラームスの『大学祝典序曲 作品80』とマーラーの『交響曲 第2番 ハ短調「復活」』の2曲。
マーラーの復活という曲は、約80分ほどもある大曲で、こんなに長いしかもスケールの大きな曲は初めて聴きました。
合唱が入ってくるあたりは、その壮大さに鳥肌がたつほど感動しました。
ソプラノ、アルトの声楽家、合唱団を含め、管弦楽団はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート
、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、テューバ、パーカッション、
オルガン、ハープで150名ほどいたのでしょうか。
全て、大阪音楽大学の学生、OB,教員等の演奏です。

西本さんは当然のことながら、ずっと立ちっぱなしでタクトを振り、その間全神経を集中するわけだから、
指揮者というのは、とても体力のいるものだと改めて痛感。演奏家たちは、指揮者をどうのように感じて演奏しているのでしょうか。
西本さんのように、カッコイイ指揮者だと、私など見とれてしまって、演奏に集中できるのだろうかと思ってしまいました。。
西本さんを見にくる女性ファンがたくさんいるという理由がわかった気がします。
とにかく、かっこいい。所作が様になっているし、カリスマ性を感じました。
今回、西本さんを見たいというミーハー部分もあったけど、クラシックコンサートもいいものだなと改めて思い、
音楽にはジャンルは多少あるものの、境界線はないのだと思いました。

西本智実さんのサイトは こちら

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March 02, 2006

魅惑のオリビア・ニュートンジョン

olivia オリビア・ニュートンジョンのコンサートに行ってきた。世界のスーパースターを目の当たりにして
一言で語りつくせない程感動してしまった。

彼女の存在を知ったのは、いつ頃だろうか。子供の頃、NHKの歌番組で、キャンディーズがオリビアの
曲を日本語でカバーしていたのを聴いた頃だっただろうか。
その当たりの記憶は定かではないけど、オリビアの『そよ風の誘惑』を聴いてから、
彼女の歌声に魅了されたことは、しっかり覚えている。

今回のワールドツアーの皮切りが大阪のフェスティバルホールだった。
しかも、私の大好きな『そよ風の誘惑』から始まった。
何度も耳にタコができる程聴いていたこの曲を、生で聴けるなんて本当に最高の気分だった。

黒のスパンコールをちりばめたタンクトップに黒のパンツで、颯爽と現れたオリビアは
マジック、ジョリーン、ザナドウゥ、フィジカル等、日本でも馴染み深い曲は全てやってくれたし、
新曲も何曲か披露してくれた。

彼女の歌声の美しさは50代後半になった今でも健在で、特にロングトーンのビブラートや、囁くように
歌うところは、彼女ならではの個性に溢れていて、ついとろけてしまいそうになる。

観客の殆どは、中高年の男性だったように思う。こんなに長い間、魅了し続けるオリビアという人は
本当にすごい人だ。
時折見せる可愛いおちゃめな所も、愛される要因のひとつだと思う。

ポップスは、ある程度の年齢になったら歌えないのかもしれないと思っていたけど、
オリビアを聴いて、まだまだ希望はあると勇気までもらった。

最高のステージをありがとう!

G&Vo. Andy Timmons
B Lee Hendricks
Key&Vo. Catherine Marx
Dr Dan Wojciechowski
Horn&Vo Warren Ham
BackVo. Camella Ramsey,Steve Real
    

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